日時:H28.8.23(火)9:00~16:00
参加人数:第一生活クラブ 65名 第二生活クラブ 65名 計 130名
場所:所沢市立みどり児童館本館、新所沢公民館 調理室、体育館
長い夏休みもあと1週間となった、8月23日。
今年もお楽しみ会の日がやってきました。
お楽しみ会は、みどり児童館 生活クラブの行事の中でも一番大きな行事で、
2年生によるカレー作り&昼食会、
そして午後は合同ドッジボール大会が行われます。
お楽しみ会の前日、
本当だったら2年生はカレーの材料を調理室に運んだりと事前準備があるのですが、
この日は所沢にも大きな被害をもたらした台風9号が猛威をふるった日で、
事前準備できずに当日を迎えることになりました。
さて、当日の朝。
2年生は9時に集合し、
他の学年の子ども達に
「おいしいカレーをよろしくね!」
と見送られ
児童館お隣にある公民館調理室へ。
レシピを確認した後、各班に分かれて140人分のカレー作りが始まりました。
ピーラーや包丁を使い、野菜の下ごしらえ。
今年は『包丁やピーラーの練習を家でもしてきてね」とお願いしていたので、
練習の成果を発揮!
玉ねぎを切ると、涙がポロポロ。
よっぽど新鮮な玉ねぎだったのでしょうね…
この写真だけ見ると
「なにかあったの?!」
と傷心の子ども達(苦笑)
材料を炒めた後ルーを入れて煮込み…
おいしいカレーが出来上がりました!
出来上がったカレーを児童館に運び、
カレーを作った2年生からメニューの紹介。
そして、みんなで
「いただきま~す!」
本館の生活クラブ室に全員が集まり、みんなで楽しく食べました。
「このカレー、めっちゃおいしい!」
「今度はどのお鍋のカレーを食べようかなぁ?」と、
ごはんがなくなっても何度もおかわりする子どももいて、
2年生のカレーは大好評でした。
さて、お腹がいっぱいになった後は児童館の隣にある公民館の体育館に移動し、
午後はいよいよ合同ドッジボール大会です。
本館 第一生活クラブと別館 第二生活クラブで
学年対抗のトーナメント戦と選抜チームによる、
優勝旗をかけた熱い戦いが繰り広げられます。
今年は生活クラブOBの中学生達が、
夏休みの間、ドッジボールの練習にきてコーチをしてくれたり、
この日も応援にきてくれました。
昨年優勝した第一生活クラブから優勝旗の返還を行い、
準備体操。
ドッジボール大会が始まりました。
そして、いよいよ学年対抗のトーナメント戦が始まりました。
こちらは1年生の試合。
2~4年生混合チームの試合。
こちらはスピード感あふれる試合展開。
速いパス回し、そして、当てたり当たったり。
ボールをキャッチしてまたパス、パス…アウト!
一瞬たりとも目が離せません。
そして、決勝戦。
1年生は第一生活クラブAチームが、
2~4年生の混合チームは
第二生活クラブ同士の決勝戦となり、Cチームが優勝しました。
さて、次はいよいよ優勝旗をかけた第一生クと第二生クの試合です!!
今年も優勝旗は別館に渡さない!と気合が入る第一生活クラブの子ども達。
昨年優勝旗を奪われ、この日の為に1年間練習を重ねてきた第二生活クラブの子ども達。
選抜チームは、各クラブ12名の子ども達で構成されています。
この選抜メンバーは、各クラブで選挙が行われ、決めています。
ですので、試合に出ていない子ども達も自分達が選んだメンバーに思いを託し、
また、選抜メンバーに選ばれた子ども達は各クラブみんなの期待を背負い、
全員で一丸となって試合に臨むのです。
ジャンプボールで試合は始まりました。
優勝旗をかけた選抜の試合は、より一層緊張感が増します。
試合時間5分。
パス、パス…アウト!
パス、パス、パス…キャッチ!アウト!
ボールの行方から目が離せません。
そして、キャッチしたり、アウトのたびに、
「おぉ~~~!」
と歓声があがります。
第二生活クラブが優位で試合は進みましたが、
第一生活クラブの子ども達は最後の最後まで諦めずにボールを追います。
そして、ピピーッ!
試合終了の笛の合図。
試合結果は…第ニ生活クラブ、優勝!
試合に出ていた子も応援していた子も、友だちと抱き合い、中には涙する子も。
優勝の喜びを体いっぱいで味わっていました。
そして、残念ながら負けてしまった第一生活クラブ。
優勝できなかったことはもちろん悔しいけれど、
悔いなく力を出し切った結果に納得、潔く清々しい姿がそこにはありました。
表彰式。
この優勝旗を手にする為に1年間頑張ってきた第二生活クラブ。
本当におめでとう!
生活クラブの子ども達、職員からあたたかい拍手が送られました。
この日の為にコーチをしてくれた生活クラブOBからも温かい言葉をもらいました。
そしてこの後、
共に戦った仲間同士、一緒におやつを食べました。
たくさん体を動かした後の冷たいアイスのおいしいこと!
この夏、またひとつ思い出ができました。
この日の為に、
包丁の練習をしたり、毎日のようにドッジボール練習をしてきた子ども達。
その日だけの行事ではなく、
その過程もとても大切だということをこの行事を経て強く感じました。
そして、このお楽しみ会を通してまたひと回り大きくなったような子ども達です。
この経験を活かし、
今後も様々な活動に意欲的に取り組んでほしいと思います。
保育士 北田 奈巳 (11)