日時:H28.2.29(月)16:00~17:00 19名
場所:所沢市立みどり児童館別館 和室
先月の将棋教室は、毎年この時期恒例の囲い教室を行いました。
囲いとは…
王将を守るための陣形のことで、
今回はその中でも基本的な囲い方を学びます。
毎年行っている囲い教室では、こども先生が大活躍。
今回のこども先生は4年生のTくんです。
Tくんの囲い教室が始まりました。
5人の子ども達がTくんの話に真剣に耳を傾けています。
Tくんも今回は先生役ということで、
友だちにわかりやすく教えるためにどうしたらいいか、
この1ヶ月の間、色々と準備を進めてくれていたようでした。
こんな手書きのプリントまで用意してくれていたんですよ。
お母さんにも協力してもらったようで、
何枚もコピーしてくれていました。
人に教えるということはなかなか難しいこと。
でも、この真剣に耳を傾けている友だちの姿からも
Tくんの話がどれだけわかりやすく聞き入ってしまったかはおわかりですよね。
そして、この「教える」ということを通して、
Tくん自身も確実にレベルアップしたことでしょう。
さて、まだ初心者~初級の子ども達は囲い教室は難しいので、
一手詰め教室も行いました。
一手詰めとは、
一手指すことで王将を詰みの状態にすることです。
こちらは2人1組になって一手詰めの問題を解いてみました。
2人で問題を解く…ということで、
友だちの攻め方を知り、新しい見方ができるようになったり、
また自分の考えを相手に伝えるということも
お互いによい刺激となったようでした。
また、他の組が「できた!」と手を挙げる度に競争心も芽生え…
「オレ達ももうすぐ解けるよ!」
と、一生懸命あの手この手を考えていました。
そして、「正解!」と言われると、
「やったぁ!さぁ次もがんばろうね!」
と、喜びも2倍!楽しく将棋を学ぶことができました。
このふたりも真剣!
実は、囲い教室の方に出ていたのですが、
途中でちんぷんかんぷんになってしまい、
一手詰めの方へ方向転換。
他の友だちに追いつこう!と張り切って問題を解いていました。
さて、囲い教室の方はというと…
実践タイム!です。
いざ、対局!
囲い教室の成果はいかがかな…?
一手詰めの方の子ども達も問題を解き終えた組から
対局が始まりました。
囲い教室、一手詰め教室を通して、
改めて将棋って面白い!と感じることができた子ども達。
今年度末最後の将棋教室となる3月は交流戦の予定で、
その名も「みどりとうきち杯 交流戦」
いつもお世話になっているボランティアさん達との対局が待っています。
今回の教室の成果が発揮できるといいですね!
保育士 北田 奈巳 (3)