日時:H29.8.2(水)
参加人数:第一生活クラブ 59名
場所:所沢市立みどり児童館児童室
みどり児童館第一生活クラブでは、毎年夏休みに共同製作を行っていますが、
今年は少し趣向をかえて、
所沢名物のうどんをみんなでつくることにしました。
前日に
各班のリーダーたちが秤を使って粉を計量しました。
目線を秤と平行にして、メモリをしっかり確認します。
「あと少し」
「ス、ストップ!」
「あ~、過ぎちゃった~」
正確に量るのはなかなか難しいことを実感しました。
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さて、当日
朝の会が終わると、早速身支度、
手順の説明を聞きました。
昨日用意した粉、塩をリーダーたちが各班に運びます。
水の量も正確さが大事、
美味しいうどんを作るため、しっかりと計りました。
みんなの顔も真剣な表情です。
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材料がすべて揃ったら、
さあ いよいよ、うどん打ち開始!
こねる!こねる!こねる!!
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「一人10回ずつね!」
順番にこねる班もあれば、
「ウォ~」
と、力自慢の上級生が真っ赤な顔で頑張る班もありました。
でも、どこの班も
「これでいい?」
と、持ってきますが
「う~ん、もっと頑張れ!」
と、なかなかOKは出ません。
そう、うどん打ちは大変な力仕事なのです。
粉が一塊になってきたら、次は足で踏みました。
ビニール袋を二重にして、時々中の空気を抜きながら、
力を込めて踏みしめていると、
あらら、不思議!?
一塊の粉が、段々つやつやしてきてきましたよ。
「これでいいですか?」
汗を拭きながら持ってきた班にやっと合格が出ました。
打ち終えたものは冷蔵庫に寝かせます。
どの班も負けじと頑張り、全部の班に合格が出ました。
さて午後は、いよいよ仕上げのうどん切りです。
各班の上級生たち(2年生以上)が、打ち終えた順番に作業に取り掛かります。
まず、打ち粉を振りながら、塊になっているうどんの生地を薄く平らに伸ばします。
ラップの芯のめん棒を使って、力を入れてコロコロ、コロコロ
少しずつ広がっていきます。
薄く広がった生地を屏風状に折りたたみ、
今度はまな板のところに移動します。
ここでタッパーのふた登場!
ふたを使って押さえながら、包丁で細く切っていきます。
「手を切らないように!」「しっかり押さえてね!」
そうこうしているうちに
班毎にうどんが茹で上がりました。
「うわー、熱い!」
ゆでたてうどんの熱さにびっくり。
「先生、茹でたの?ありがとう」
ちゃんと感謝の気持ちを忘れない子どもたちです。
器に盛りつけるのも自分たちでやりました。
待ちに待ったおやつの時間
「おいしい!」と大歓声
中には
「かたい~」
「なにこれ?太過ぎでしょ」
と言う声もあり、笑いに包まれました。
初めての活動だったので、
保護者の方の関心も高かったようで、
「今日どうだった?」
「ふんづけたんだよ!」
「うどん、おいしかった?」
「うん!おかわりしたよ」
親子の会話が弾んでいました。
放課後児童支援員 髙橋 美佐子(2)