日時:11月20日(土) 11:00~12:00
参加者:小学生5名
だんだん朝晩の気温も下がり、秋もだいぶ深まってきました。
日に日に紅葉も進み、落ち葉もひらひらと風に舞う季節になりました。
今回は、そんな『秋』を感じながらの制作です。
今回は、スタッフからみんなにいつもの持ち物に加えて、あるものを持ってきてね。とお願いしました!
「みんな、持ってきたかなぁ?」
「あったかな。拾って来られた?」
と、スタッフが問いかけると、
「あったよ!ちゃんと持ってきたよ~。」
と、みんなはちょっと嬉しそうに答えます。
あるもの…とは、落ち葉です。
参加者のみんなには、手のひらにおさまるサイズの落ち葉を何枚か持参してもらいました。
まずは、持参した葉っぱをフロッタージュ(こすり絵)にします。
落ち葉をトレーシングペーパーの下に敷き、ペーパーの上から葉っぱの葉脈が浮き出るように色鉛筆でこすっていきます。
「色鉛筆は横向きに持って、やさしく紙が破けないように軽くこすってね。」
と、スタッフが声かけをすると、
「葉っぱが浮き出てきた~!」
「半分だけにしてみるー。」
など、みんな嬉しそうな笑顔で答え、慎重に、集中して葉っぱの模様を写しました。
葉っぱの本来の色だけでなく、ピンクや青や紫だったり、葉っぱ1枚の色を半分ずつ変えてみたりと、各自、自由な色でフロッタージュを楽しんでいました。
次に、土台になる画用紙に、木にする棒状に切った画用紙を貼り付けていきました。
枝になるところは、1~2回ねじってから端をのり付けして、立体感を持たせました。
最後に、
枝の部分に、フロッタージュした葉っぱと画用紙で作った葉っぱも貼っていき、絵を描き加えて仕上げました。
それぞれ葉っぱや枝に動きが感じられて、上手に秋の木々の様子が表現できました。
また、お家でもフロッタージュを楽しんでみてくださいね。
保育者 川上敦子(6)