3月31日(月)13:30~スポーツであそぼう「ドッジボール」が行われました。

参加者は、小学生30名、中学生9名の計39名と、非常に賑やかな中での開催です。

25年度最後のスポーツであそぼうを、流行したドッジボールで楽しく納めるとともに、
中学生が主体となってイベントを運営し、違う立場での楽しさを感じてほしい、
そう思い、今回のドッジボールを行いました。

まずは、準備運動・・

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準備運動として
・じゃんけんしゃがみ
→じゃんけんをして負けたほうが膝をかがめていく。
・背中タッチ
→互いに握手をしたまま、先に相手の背中にタッチしたほうが勝ち
というものを行いました。

「こんなのつまんないよー」
と言っていた子も、やってみると意外な運動量の多さに少し戸惑っていた様子でした。

さて、次は…

『今日はこれで僕の仕事はおしまいです!
ここからは、みんなにお願いしたいと思います!』

「?」

一瞬小学生は何のことだか分からない、といった様子でしたが
中学生たちが前に出てきたため納得のいった様子でした。

この中学生たちは春休み中イベントの無いときも積極的に声を掛け、
異性異年齢でドッジボールを遊びとして楽しんでいた子たちです。
(ブログ:鳩ヶ谷こども館の日常2を御覧くださいね。)

そんな中学生たちの紹介をし、ここからの流れ、
チーム分け~試合の運営までを完全に引き渡しました。

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「全員で○人だからチーム数は…」
「君はこっちね」
「1回メモを取るか」
「ちょっと動かないで!」

初めてのイベントのリーダー。
そして途中参加の子や反対に途中で抜けてしまう子もいて、
チーム分けに四苦八苦。

なんと一時間もかかってしまいました。

その間スタッフは・・・

『先立っての下準備…(Tくんとの事前打ち合わせ)

スタッフ(以下ス)「31日ドッジボールをやるんだけど中学生で運営してくれない?」
Tくん(以下T)「えぇー、俺そういうの苦手ですし。」
ス「本当に今やっているルールとか運営の仕方いいんだけど。」
T「アイツ(友人の名前)のがそういうこと得意ですよ。」
ス「今中心になってやってる他の二人にもお願いしようとは思っているよ。
あくまでリーダーはTくんだけど。」
T「俺そういうキャラじゃないんすけどねぇ。まぁ来れたらいいですよ。」

その日は、言葉を少し濁しての返事でした。

後日もう一度、打ち合わせの機会がありました…

ス「そうそう。31日のことで少し相談したかったんだよね。
試合の形式はどうする?遊びの延長でもいいし、大会形式にしてもいいけど?」
T「大会形式の方が盛り上がるからいいかな。」

ス「周りのおもちゃとかはどうする?」
T「邪魔になるから仕舞っときます」

前の話し合いの濁し具合はどこへやら。
しっかりと環境設定や運営について考えているんだよなぁ…。』

なんて事を思い出しながら、口出しすることを我慢していました。

「チーム数が多いから待ち時間が増えちゃうけどどうすればいい?」
という質問をチーム分けの最中してきたのですが、

『周りの子達は試合観戦している方がいいなぁ。』と意見を述べただけですが、
「確かに見てるほうがいいよな…分かった。」

と言って、再びチーム決めの輪の中に戻っていくシーンもありました。

最終的には、チームリーダーを設定して、その後ろに中ぐらいの学年の子を、
さらにその後ろに低学年の子を並ばせることによって、
こだわっていた、力の均等な3人組1チームを作っていきました。

そして、自分達で考案したルールを説明し、いよいよ試合開始です。

「第一試合よーい始め!」
ピッ!

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チーム決めでは時間を取られてしまいましたが、
運営はさすが!と言う他ありませんでした。

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・主審/副審
・タイムキーパー
・結果記入

柔軟な動きかつ、的確にジャッジを下していく姿はまさにリーダーでした。

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(見ることに集中するために漫画も移動…)

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環境設定の甲斐もあってか、周りの子も白熱する試合に釘付けです。

そんなスムーズな運営のお陰で、1時間でおよそ20試合程度行えました!

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最後は中学生から一言ずつもらいました。

「楽しかったです!」と純粋な感想
「楽しかったですか?」と小学生を気遣う声
「チーム決めに時間がかかってごめんね。」という活動に対する反省
「またやりたいです」と次への意欲に燃えた気持ち

その言葉通り。スタッフから見ても本当に充実した表情で
ひとつひとつのことに取り組んでいたと感じました!

子ども達自身が主体となれるような活動はスタッフにとっても本当に良い刺激になります。
やりがいがあるのでどんどん意見を出してほしいと思います!

最後にみんなで集合写真!

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楽しかった!

宍倉 鉄平(3)

こころまーるく笑顔で保育 Commam Blog

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