11月は児童虐待防止推進月間です。
シンボルマークであるオレンジリボンを広めることで、子どもの虐待をなくすことを
呼びかけています。子どもの虐待防止は、児童相談所や行政だけに任せるものではなく、
子育てにやさしい社会を作っていくことが真の虐待防止につながると考え、
みなさんに知っていただくことから始めています。
マーレもオレンジリボン運動に参加し今年で3回目となりました。
11月から利用者さんにオレンジリボンを作ってもらっています。
今年の土台はよつ葉のクローバーです。
4枚のハートで1つのよつ葉ができます。
お子さんの心、お母さんの心、お父さんの心、周囲の人の心、4つの心をハートで表してみました。
オレンジリボンの作り方とペンを置いておき、来館者の方に自由に作ってもらいました。
きみどりのハートの型に丸めたオレンジリボンを貼って、名前や一言を書き土台に貼ってもらいます。
「子どもの似顔絵を描こう」
「どこに貼ろうかな」
という会話が聞こえてきます。
子どもたちの笑顔を守るために一人ひとりに何ができるのかを呼びかけようと
『オレンジリボンキャンペーン』にソーレマーレのスタッフ1名ずつが参加しました。
東松山市の行政と一緒に行った活動で、近隣のスーパーの出入り口に立ち
ハンカチとオレンジリボン等が入った啓発用品を配布しました。
周囲の気づきが虐待防止の第一歩となります。
テレビでは虐待の報道が数多くされています。
他人ごとではなく、身近にあるものだなと感じます。
その時は躾のつもりでも後から振り返ると感情の赴くままに怒ってしまっていた…
ということがあると思います。
環境が変わると気分転換にもなります。
子育てが大変だな、しんどいなと思った時は、ぜひマーレに足を運んでもらえたらと願っています。
保育士 倉林敬子(3)