11月18日(水) 午前10:10~ 午前10:50~ 全2回
各33名(2クラス) 引率教諭2名 他3名
東松山市立新宿小学校2年生が生活科の授業で、ソーレを見学に来ました。
玄関で靴を脱いで、ひとりひとり手を消毒してから、入室してもらいました。
ベビーちゃんがどれくらいの大きさか、イメージしやすいように身長計を使って説明をすると…
「こんなにちっちゃいの~?」
と言う声が上がりました。
「小さい時に遊びに来た人いますか?」
と聞くとたくさんの子が手を挙げてくれました。
所長の話の後は3グループに分かれて館内の見学です。
この日は「0歳児おしゃべりルーム」があり、ベビーちゃんの部屋には12組の親子がいました。
ママたちに事情を説明すると、みなさん快く小学生を受け入れて下さいました。
おっかなっびっくりの子どもたちでしたが、ママたちが抱きやすいように、
そっと腕の中にベビーちゃんを入れてくれました。
抱っこできない小学生にはママが
「握手してみる?」
と声かけをしてくれ、その子なりにふれあうことが出来ました。
泣いてしまうベビーちゃんは意外にもひとりのみ。
ほとんどのベビーちゃんが交代で抱っこされても大丈夫でした。
終始にこにこおしゃべりしているベビーちゃんもいて、ママもその様子を嬉しそうに見ていました。
ホールでは
「一緒に遊んであげてね」
と話して、ふれあいの時間にしました。
ふれあわずに自分が遊んでしまう男の子もいましたが(笑)
抱っこしたいのか「お部屋に行ってもいい?」と聞く子もいました。
ママたちにとっても小学生と話をすることで、数年後の我が子をイメージするきっかけにもなったのではないでしょうか。
今回の「抱っこ体験」ですが…
積極的に抱っこしようとする子、抱っこしたいけど自信がなくて言い出せない子といました。
なかには
「絶対無理!」
「いいです!」
と真顔で断る子も2人いました。
兄弟姉妹が少なく、親せきやご近所にも小さい子がいない環境では仕方ないのかもしれません。
だからこそ、今回のような体験は必要なのではないかと感じました。
小学生に限らず、中学生、高校生、大学生…
将来、結婚して、出産、育児となった時に今回のような体験を多くしていることで、
負担感、不安感、孤立感などマイナスのイメージが払拭できたらいいなと思います。
見学に来た子どもたちが将来、ベビーちゃんを連れて遊びに来てくれるのを楽しみにしたいと思います。
保育士 小笠原 里香(2)