子育て力アップ講座~あんなこと知りたい こんなことやってみたい~
<テーマ>絵本講座 ほんわかにっこりおやこで絵本時間
<講師>熊崎 典子氏(保育士・読み聞かせボランティア・絵本セラピストとして絵本で笑顔を広げる活動中)
オンライン(ZOOM)にて絵本講座が2月9日(火)に開催されました(^◇^)
まずは先生のやさしい語り口調で絵本「たっちだいすき」(文:聞かせ屋 けいたろう、絵:ひろかわ さえこ、
出版社:アリス館)を読んでもらいました。
絵本を読んでいると、心が通じ合う時があると感じるそうです。
実際に絵本を読むと、子ども達、お母さん達が絵本に合わせて「たーっち!(^^)/」
と、みんなでスキンシップをはかりました♪
その後、先生の講話が続きます(*^-^*)
★子どもと絵本を読む時間はどのくらい?
1日10分365日、6歳まで読んであげられるとしても、たったの15日だそう!
とっても少ないですよね?これを考えたら読んであげたくなってしまう気がします(*^-^*)
★いつ読むの?
今でしょ!少し古い表現かな?と笑いながらも、先生は「いつでも!」
寝かしつけの時や、生活の合間いつでも良いです。いつもいる部屋に置いておき、
好きな時に自分で読める状況にしておくのは良いですね。
ここでまた絵本の紹介です(^◇^)
「このパンなにパン?」作・絵:ふじもと のりこ、出版社:鈴木出版
同じ絵本をお持ちのお母さんもいて、先生も参加者さんも思わずみんなでにっこり(*^-^*)これも絵本効果でしょうか。
続いてもう一冊「こっけモーモー」作:ジュリエット・ダラス、絵:アリソン・バートレット、訳:たなか あきこ、
出版社:徳間書店
赤ちゃん絵本は、リズムが心地良く、息遣いまで一緒に感じられます。
★どんな風に読むの?
淡々と読んだり、感情を込めたり、自由に読んで良いですよ(*^-^*)
でも、お子さんが一番安心するのは、お母さんとお父さんがいつも通りの声で自然に読むことです。
子どもが絵本を持ってきた時には、できたら読んであげてほしいです(^^♪
例えば、お母さんがごはんを作って、お子さんが食べてくれない時は悲しくなりませんか?
もちろん、無理にではなく、忙しいお母さんお父さんの頭の片隅にその気持ちをおいてもらえたらと思います。
★どう選ぶ?
読みやすさだったり、読んでみて心地良い感じ、めくった感じの好みで選ぶのも良いです。
はじめは、お母さん、お父さんの好きな絵本で良いが、読んでいるうちに子どもが好きな絵本がわかるようになってきます(*^-^*)
今度は、その絵本を選んであげるのも良いと思います。
★絵本を読んでいると・・・
大人は絵本の文字に目がいきがちですが、子どもは絵の細部を見ていたりします。
子どもがどこを見ているか、反応や変化を見るのも楽しいですよ!
今までは、ただ見ていただけなのに、体を揺らし始めた!声を出した!と個々の成長を感じられます。
子育てに不安を感じた時など、絵本を読んでいる間は、他と比べいる事もなく2人だけのゆったりと豊かな時間が流れます(*^-^*)
★どうして絵本を読むの?
ただただ楽しい時間を共有するためです(^^♪ 何でもない日常を豊かに積み重ねていくことができたらいいですね♪
絵本を読むと、子どもも、お母さんもお父さんも幸せな気持ちになり、目には見えない大切な根っこが育つように思います。
最後に、「絵本っていいな!」という思いを込めて・・・
「いったでしょ」作・絵:五味 太郎、出版社:偕成社
子どもは楽しく、大人はドキッとさせられ、時に育児書になったりもします。(*^-^*)
「ゆうたはともだち」作・絵:きたやま ようこ、出版社:あかね書房
違うけど友達!子どもは、違いを自然に受け止めている事に、大人の心にズキュンとくる
先生のお人柄が伝わる、心癒される講話が終わり、参加者の方々の気持ちもホクホク(*^-^*)
温かい気持ちになっている様子でした。
語りがやさしく、心地良く、絵本を読んでいただくと、心がときほぐされていくことがわかる時間となりました。
おやこの遊びひろばでも早く絵本を読みたいなぁと思わずにはいられません(*^-^*)
保育士:山本 佳子(1)