日時 1月26日 火曜日 14時~15時
講師 星野美和子氏(歯科衛生士 ・フリーランスで各自治体にて健診事業や講座で活躍中)
オンラインの歯みがき講座が開かれました。
0歳3ヶ月~3歳7ヶ月 までの8組の参加。
年齢の幅も広く オンライン開催ということで 皆さまから事前にいただいていた質問や
先生から歯みがきの大切なポイントを中心に お話しがありました。
☆どうして虫歯はできるのでしょうか?
お口の中にいる虫歯菌が糖を食べてしまうとミュータンス菌が酸を作り それが虫歯の原因になるそうです。
いつも飲んでいる野菜ジュースや乳酸菌飲料 イオン飲料なども 思った以上に糖分があるようで
その見本をみて びっくり!でした。
飲むタイミングや量 などに気をつけて 時間を決めて なら 問題ないとのことでした。
☆上手に歯みがきするコツは?
下の歯が生えてきたら歯みがき開始!
その前にお口に触れる感覚にお子さんが慣れておくと良いそうです。
スキンシップも兼ねて 遊びで触ってあげるとよいかもしれませんね(*^^*)
まずは ほっぺ 鼻の下 ♪
お子さんのご機嫌な時がベスト!とおっしゃっていました。
道具に慣れることも大切で シリコンの歯ブラシを本人に持たせてみるのですが
その時注意したいのは 動き回らず(喉を突く事故を防ぐためにも)お子さんから目を離さず見守ってあげてください。
上の歯が生えてきたら仕上げみがきが必要です。
はじめは横だっこで。
お膝の上で 又はお母さんの足で挟んで安定させて寝転んで みがいても良いそうです。
歯ブラシは歯にくっつけて 小さく小刻みに動かすと良いと おっしゃっていました。
力加減も大切で 鉛筆持ちにして 痛くないようにしてあげることも 大切なポイントのようです。
また ママだけの負担にならないように家族で協力してもらえたら良いですね。
気持ちをそらす工夫も♪例えば 1から5まで数えてみたり 好きなお歌を歌いながらしてみたり
ごっこ遊びの延長で ぬいぐるみと歯みがきしてみるのも 楽しそう(^_^)v
ママがやさしいお顔で 誉めてくれたり また あるときはお友だちのママに誉めてもらうのも 良いアイディアかもしれませんね(*^^*)
歯みがき絵本も 良いきっかけになるかも♪
たくさんのヒントを教えていただき参加されていただいた ひろばスタッフも楽しく学ぶことができました。
☆講師への質問
・毎回磨く必要がありますか?(8ヶ月)→1日1回でもしっかりできればO.K.
・歯みがき粉はいつから?→うがいができてから。ジェルタイプの物を少量つける
・エナメル質形成不全で心配→フッ素を上手に使って !歯科で塗ってもらっても。
・仕上げみがきを嫌がる(1歳3ヶ月)→終わったあとけろっとしていれば大丈夫。終わったら誉める。
・膝に頭を乗せて仕上げみがきをすると上の歯が見えないので きちんと磨けてるか不安(3歳7ヶ月)
→ママと対面で磨いても良い。ほっぺを広げてみる。
・今ある歯を磨いていますが まだ生えてない歯茎も磨いた方が良いのか?(8ヶ月)→磨かなくて大丈夫、優しく歯だけを磨く
また 講座の最後にこんな質問も出ました。
・歯のつまりがあるときは?→子ども用のフロスを使う。小指を置いて固定して使う。(奥歯が生えたら)
・仕上げみがきは何歳くらいまで した方が良い?→理想は小学校高学年まで (永久歯生え変わり)週一度でもチェックできたら良い。
一時間 あっという間に過ぎてしまいました。
講座の途中 先生が歯ブラシの見本を見せると 画面の向こうでお子さんが歯みがきを始めたり
ママと一緒にお話しを聞いてくれているお子さんも見られました(*^^*)
参加してくださったママから 「今まで実施されていた 歯みがき講座や講習会が中止になっていたりしたので
今回 このように 具体的なお話しが色々聞けて参考になりました。」と 感想もいただきました。
また安心して 皆さんが集まれるようになったら 一人一人お口の中をみていただきながら
より個々に合わせて相談できたらうれしいですね。
ありがとうございました。
保育士 谷津 洋子(1)