2022年6月の記事一覧
日時:6月18日(土)10:00~12:00
参加人数:幼児6人、小学生9人、大人12人、ボランティア4人
今年度最初の自然観察会。
例年の昆虫・植物調べに加え、今回は虫の家の整備も行いました。
【出発前】
集合場所に来た1人の小学生、その虫かごにはすでに元気に動き回る虫の姿が…。
それを見つけた横山隊長が、みんなに説明をしてくれます。

小学生が見つけてきた虫は「ゴマダラ」という名前の虫だそう。
すぐに虫の名前を教えてくれる隊長に、子ども達の目も輝いていました。
続いて、虫の捕まえ方についてのレクチャー。

隊長によると、虫は動体視力が優れていて、人が素早く網を振りかざす姿もスローモーションに見えるそうです。
むしろゆっくり網をかぶせた方が捕まえやすいそうですよ。
その後の虫捕りでは、隊長に教えてもらった通り、みんなそろりそろりと網を振り下ろしていました。
最後に、参加者のお母さんが「てんとうむしみつけた」の本を読んでくれます。
てんとうむし、この後見つけられるかな…?


「行くぞ!おーっ!」
いつもの掛け声で、いざしゅっぱーつ!

【あすぱるから下台公園まで】
下台公園までの道中には、アジサイなどの季節の植物や生き物がいっぱい!

準絶滅危惧種の蝶も飛んでいて、身近なところに貴重な動植物が生息していることに、子どもはもちろん、保護者の方々からも驚きの声が上がっていました。
【下台公園にて】
隊長が草を丸めて草笛を吹いてくれます。

子ども達やお母さんも早速挑戦。これがなかなか難しく、なかなか音が出ません。
それでも練習していると、
「プー♪」
と草笛の音が!
「やった!鳴った!」
大満足の子ども達でした。
一方、原っぱで生き物を探している子どもたち。

「カナヘビいた!」
「蝶もいたよ!」
次々に声が上がります。
さらに、水路で調査をしていた子どもたちからも、
「カエルがたくさんいた!」
との声が。

3月の自然観察会の時に卵塊数を調べ、保護したアカガエルの卵が孵化し、立派な大人のカエルに育ったようです。

これまでアカガエルの保護活動を熱心にやってきた子ども達。
元気に泳いだり跳ねたりしているカエルの姿を見て、とても嬉しそうな表情を浮かべていました。
続いて、虫の家の整備です。
古くなった葉っぱや枝を取り除き、新しい枯れ枝や葉を敷き詰めます。

傾いた杭は、ハンマーでまっすぐに叩き直します。

初めての作業に子どもたちは興味津々。
作業もはかどります!
あっという間に新しい虫のおうちができました。

みんなで作った虫の家、公園に来た際にはぜひそーっと見てみてくださいね!
最後に今日捕まえた生き物の発表です。
トンボやカエル、カマキリなどそれぞれの成果を発表するたびに、ギャラリーの子どもたちは食い入るように見入っていました。

今回も、いろいろな生き物や植物と出会うことができました。
また、自分たちが保護してきたアカガエルと再会することもできました。
次回は9月にバッタ選手権を開催する予定です。
熱い戦いが繰り広げられる毎年人気のイベント、皆さんのエントリーをお待ちしています。
児童厚生員 田中永幸(3)
日時:6月11日(土)10:00~13:30
6月11日、戸塚南小あすぱるエコクラブの活動を行いました。
【竹林間伐】
戸塚南小の先生方や保護者の皆さんと協力し、下台公園にある竹林の整備を行いました。
一足先に大人たちで竹を切り出し、子どもたちはその竹をみんなで運びます。
「重い…」
大きな竹に苦戦しながらも、みんなで次々と運び出していました。


さらに、運び出した竹を使って、小物を作ります。
「どこで切ろう」
「なかなか切れない…」
のこぎりを使った経験はあるものの竹を切るのは初めての子、初めてのこぎりに触れる子…お父さんやお母さん、先生に手伝ってもらいながら、黙々と作業に取り組んでいました。


また、残った竹は6月15日のエコ工作教室でも使用し、6年生男子がボランティアの井原さんに教えてもらいながら竹切りに挑戦。
竹の感触や香りを感じながら、和気あいあいと竹切りを楽しんでいました。


【ジャガイモ収穫、サツマイモの苗植え】
続いて戸塚南小の屋上ファームに移動し、ジャガイモの収穫作業をしました。

みなさんがよく知っているジャガイモのほかに、今回は赤いジャガイモも収穫。

「赤いジャガイモなんてあるの?サツマイモみたい!」
子ども達からは驚きの声が上がります。
収穫したジャガイモは、焼いてじゃがバターにしていただきました。


最後にサツマイモの苗の植え付けをみんなで行い、この日の作業は終了。
すくすくと育ってくれるかな?秋の収穫が今から楽しみですね!

これからも、エコクラブの菊次先生やボランティアの井原さんと協力しながら、地域の貴重な自然を生かした活動を続けていきたいと思います。
児童厚生員 田中永幸(2)