社長が語るコマーム

起業の背景や会社の成り立ちを社長インタビューからご紹介

コマームの成り立ち

子育て支援の仕組みに疑問を持った、
自らの専業主婦時代

私は元々保育士として8年間、川口市で働いていました。
保育士は非常にやりがいのある仕事で、毎日充実していましたね。

ただ、結婚して子どもが生まれて、 子育てをしながら仕事を続けることはできなかった。

現在より、女性が働く環境は整っておらず、また社会も女性が働くことを良しとする風潮ではなかったのです。

専業主婦時代の5年間。
子育ては楽しかったし、やりがいもありましたが、同時に感じていたのは、社会と隔離された“焦燥感”や“孤立感”。

いつだって「○○ちゃんのお母さん」と呼ばれるのは、 何か自分でないようで、違和感もありましたね。

“子どもを持った母親をサポートするのは、保育園だけでいいのだろうか?”

子育て支援の仕組みに疑問を持ったのは、自らの専業主婦時代です。

大手出版会社に入社して感じた違和感

子育てがだんだんと落ち着いてきた後に、教育関連の大手出版社に入社し、埼玉県内の育児サークルのマネージャとして働きはじめました。

乳幼児の親子が遊びに行く「会員制育児サークル」の運営や、マネジメントを行い、埼玉県内に70箇所近くのサークルを立ち上げました。

育児サークルのマネージャとして働いた8年間は、仕事のやりがいもありましたが、同時にずっと“違和感”も感じていました。

それは、会員数や売上という「数字でしか評価しない環境」。

当然、企業は利益を上げないと存続できないため、目標売上など、数字は重要な要素ではあります。
でも、私は「お客様本位の座標軸」で働きたかった。大手では、組織の歯車でしかないため、自分が実現したい働き方はできません。

但し、周りを見渡せば力を持っている女性はたくさんいます。彼女たちとなら、「お客様本位の座標軸で働ける会社」ができると気づきました。

小さな会社でも良いから、子どもや、子育てをするママの最善の利益を考えて働ける場所をつくろう。
こうして、コマームを起業しベビーシッターからサービスを開始しました。

社会人1年目に出会った上司の言葉

ベビーシッターからサービスをはじめたコマームは、 事業を拡大してきた現在でも「1人をしっかり見られる保育」にこだわりを持ち続けています。

これは、私が社会人1年目に出会った上司の言葉が、今でも頭に残っているからです。

私が、保育士として社会に出て1年目。 4歳児の年中さんのクラスと併せて、障害児のクラスも担当しました。 2人で、2クラスを担当していましたが、まだ保育士1年目の私には、 年中さんのクラスを担当するだけでも本当はいっぱいいっぱい。

加えて、障害者のクラスも担当となると、想定外の出来事の連続。

そんな、毎日忙しなく働いている私に、 一緒に上司が笑顔で言った言葉が、いまでも忘れられません。

『小松さん。あなたは幸せですよ。あなたは、「集団の中の個」ではなく、「個から集団」を見られる保育士になれる。子どもたちには、高速でのぼるエレベータのように成長が早い子もいるけど、一方で、ゆっくりゆっくり上るエレベータのように一歩一歩成長していく子もいるのです。 1年目から両方の子どもたちの成長を見られることで、「個から集団を見られる」保育士になれます。』

先輩保育士のこの言葉を、私はずっと大切にしています。

「1人をしっかり見られる保育をしたい。」

現在でもずっと持ち続けている保育へのこだわりは、新人時代に保育士として、先輩からかけられた言葉が基礎になっています。コマームは、いまも、これからも、ひとりひとりの子どもの成長を楽しめる保育を、実践していきたいと思っています。

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社長の信条

社長の信条

いつも笑顔で、コマームスタッフやお客様の幸せづくりに心を注ぎます。
「子育てを応援する企業」を応援します。
「保育の質・専門性」「保育者の育成」を担った専門家集団であり続けます。
保育者の社会的地位の向上に尽力します。
多様な働き方が可能な組織づくりをします。

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