
病室の子どもに寄り添い、日常生活の中に遊びと楽しみを見出せるよう工夫を重ね、つらい治療に耐える子どもや家族の精神的な支えになります。
お子様へのサポート
あそび
治療、手術、検査などが中心の生活の中で、子ども達にとってあそびは唯一、つらく嫌なことを忘れて気分転換できる大切な時間です。あそぶことで、入院生活と日常生活との違いを少なくしたり、ストレスを発散することができます。
発達支援
保育士は健康な子どもの発達を知っているので、入院中の子ども達の発達と比較した見方ができます。今、どんな支援が必要か、看護師と相談しながらあそびや生活の中に発達支援を取り入れていきます。
ご家族の方へのサポート
ご家族にとって、育児相談や入院中の心配事を気軽に話せる存在として、サポートを行います。プレイルームで子ども達を遊ばせながら、世間話を交わす保育士には「ちょっと聞いてみよう」という気持ちになってくださるようです。
医療面での心配ごとは、看護師に相談できるようにパイプ役にもなります。
看護師の方へのサポート
看護師が看護に専念できるように保育の部分をしっかりと受け持つことと、看護のなかに役立ててもらえるよう、保育士の立場から得た情報をきちんと伝えることが大事だと考えております。保育士は医療の分野に立ち入れない分、「保育の何でも屋さん」として、子ども達とご家族に、心くばりができる存在とし、病院側と連携をとり看護師へのサポートを行います。
埼玉県立小児医療センター、越谷市立病院